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昆寛

昆 寛(コン・ヒロシ)
高性能住宅の熱環境分野に携わって27年、省エネ住宅の工法を開発研究、普及に努めています。
住環境アルテ(代表)、NPO法人環境住宅正会員、住宅エネルギーアセッサー、住宅換気アセッサー、気密測定士として住宅新築、リフォームの熱環境の設計・施工、住環境のトラブルを解決するアドバイザー、特に断熱・気密・結露は得意分野です。
主に東北地方をエリアとしていますが時には全国何処にでもお邪魔します。
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希林舘自然クラブ
(天然山菜、きのこ直販)
の代表。


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気密住宅の防音対策(換気編)

我が家の換気システムもそうですが、
モーターの振動音やダクトを通じての風きり音が
気になることがあります。


気密住宅ともなれば外部からの音も入りづらいのですが、
室内で発生した音は当然出づらくなっています。
その分室内音が反響し気になってしまう訳です。



(それが気密住宅の証明みたいなものですが・・)

完成してしまってからは直すことが非常に難しくなります。

●そこでその換気システムの防音対策を考えてみましょう。

現状のセントラル換気システムでも、通常の換気扇でも、あまり音の問題は配慮されていないのが実情です。
また、音が大きくても換気されていないことがありますが、
防音対策なしでも音が静かな換気システムがありますが、定量に換気されていないシステムもあるので注意が必要です。
例えば、浴室の換気扇やレンジフードの音などは配慮されてはいません。
高性能住宅では、音の静かさが性能の一つになるかもしれません。

換気システムが室内で発生する音には
●モーターの発生音及びダクトを通じて隣室に音が伝わる。
●モーターの振動音
●配管の管鳴り
●給排気のグリルの風切り音
●換気本体を露出したための空気伝播音・・・などがあります。
セントラル換気システムの
トータル性能を示す指標の一つに、消音性能があります。
元来、換気システムは空間をダクトで連結し、
空気を空間に流すので、音は伝わりやすくなっている訳です。

しかし、防音対策を取るとコストアップになるので、
一般的には設計段階でもあまり考えられていません。

消音を図るための換気部材には

























●消音BOX●アイリスダンパー●サイレンサーダクト●防振吊り具などが用意されていますが、コストが安価な換気システムにはこれらの部材が組み込まれていないのが実情です。

一般的に住宅用の換気システムは、300m3の換気能力がついているとした場合には、ファンの発生する騒音は大体40ホンです。
この音をどれだけ少なくするかを考えてみます。
ダクト内を通じて伝わる音は、消音ダクトを採用すると、10ホンほど消音効果があります。
また消音BOXをダクトの間に接続すると、5ホンほどの効果ですが、人の声などはかなり小さく聞こえるようになります。

総合的に防音対策を取ると、一番静かな冷蔵庫程度の運転音(20ホン)にまで下げることができます。
その他にダクトの材質が同じ材質だと振動音が伝わりますが、違った材質のダクトを挟んだり、ゴムのパッキンをかませるだけでも効果があがります。

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