通気層には4つの機能がある!?(完)
一つ目には防水機能、
二つ目のは防風機能と換気機能があることを説明いたしました。
三つ目は最も大きな大きな役割、・・それは排熱機能があることです。
高性能住宅は断熱・気密が高い性能がある分、冬は快適な室内環境も夏に室内に取り込まれた熱は排熱されずオーバーヒートを起こしてしまうことがあります。
外壁材は夏の強烈な陽射しによって外壁を熱し、熱は伝導によって外壁を通じて内壁まで伝えるため内壁の表面温度が室温より高くなってしまい不快な体感温度を体験することになります。
そこに外壁材と内壁材[断熱材)の間に通気層があると、いったん熱の伝導を遮ることになり、熱せられた外壁材の熱は通気層を通り上部に排出されます。
外壁材の中には断熱サイディングのように外壁材の裏側にウレタン材があるものは強烈な陽射しがあっても通気層内の温度を和らげる効果があります。
このように通気層は室内の表面温度を高くしてしまうことを防ぐ頼もしい機能もあるのです。
※下図は屋根断面ですが
外壁であってもこうすることで排熱機能を十分に発揮させることができる。

最後の四つめの機能は
最も重要な項目で透湿機能を果たす役割を持つ防水透湿シート(タイベック)の存在。
タイベックは水は通さずに水蒸気は通す機能があることは周知の通り、これは目には見えないが水の分子よりも小さく、水蒸気よりはるかに大きい穴が開いているためで、この穴を通して水蒸気が排出される機能がある。
もともと通気層は壁の中に流れ込んできた水蒸気を早く排出させようと考え出された工法であって壁内結露との戦いの中で生み出された。
通気層なしで施工されるケースがまだまだ多くありますが、暑さ対策にも必要であるが壁内結露防止には是非標準に採用してもらいたい工法です。※写真は通気層なしで外壁がモルタル仕上げとなっている住宅のの内部結露発生の状態。
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計画換気が義務化されたことで全住宅に換気のための給気口が外壁を貫通して取り付けられています。
そのため、通気層は二重の壁で構成されていることになります。
木造住宅の損傷が大きくなる理由には通気層がない壁構造には内部結露等の大きな問題があることがわかってきました。
●勿論、断熱・気密層の施工に欠陥があれば通気層があっても、そこから雨水が侵入することがありますので気密処理は丁寧に行わなければなりません。
正しいタイベックの施工は写真のようにジョイントには気密・防水テープが必要です。
冬は多くの家庭が結露に悩まされます。空気は温度によって含有できる水蒸気量が決まっています。
冬はとにかくすべての部屋が同じ温度になるように家中を暖めてやる。







4つのバランス「断熱、気密、換気、全室暖房」がひとつでも欠落してはならないのです。


●寝苦しい



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