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昆寛

昆 寛(コン・ヒロシ)
高性能住宅の熱環境分野に携わって27年、省エネ住宅の工法を開発研究、普及に努めています。
住環境アルテ(代表)、NPO法人環境住宅正会員、住宅エネルギーアセッサー、住宅換気アセッサー、気密測定士として住宅新築、リフォームの熱環境の設計・施工、住環境のトラブルを解決するアドバイザー、特に断熱・気密・結露は得意分野です。
主に東北地方をエリアとしていますが時には全国何処にでもお邪魔します。
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希林舘自然クラブ
(天然山菜、きのこ直販)
の代表。


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高断熱・高気密住宅の暖房は何がいいの?(2)

無料相談コーナーに5人の方から「高断熱・高気密住宅で計画しているが暖房機器は何がお薦めですか?」・・・と暖房機器の選定についての相談がありましたのでそのことについてレポートしたいと思います。
今日は昨日レポート(1)に引き続きレポート(2)です。

窓の断熱性能や暖房設備によって大きな室内環境に大きな差が出ることを住宅の暖房は何がいいの?(1) でレポートいたしました。
その他に重要なことは、住宅の気密性能によって室内環境の良し悪しに大きな差が出ることです。
しかし意外と一部の施工者も、ほとんどの一般のユーザーの方も意外とこのことを理解されておりません。

住宅の気密性能のレベルが北欧の水準をクリアーすると・・・・室内環境は設備機器や窓の断熱性能が快適な温度環境を決定できるようになります。

気密化を意識しないで造られた在来工法で建てられた住宅で昔ながらのストーブ暖房をすると繊維系の断熱材で100mm断熱にしても部屋の上下の温度差は10℃前後にもなってしまいます。
(この温度差は北国に住む人ならほとんどの人が経験した室内環境です。)

一方、在来工法よりRC住宅の場合は気密性能が高いため二重サッシを使うと気密性能が高くなるためストーブ暖房しても上下の温度差が小さくなります。

さらに、気密性能を1.0cm2/m2以下にできるレベルで窓下にパネルヒーターをつけるセントラルヒーティングでは上下の温度差をわずかにすることができます。

このように気密性能を1.0cm2/m2以下にできると暖房の設備設計で快適性を左右することになります。

(このことは気密性能が高気密であっても暖房計画がきちんとされない現場が意外と多く・・・・「高気密・高断熱住宅、あるいはオール電化住宅なのに寒い・・といったクレームが増えています。)

大きなテラス戸の下(床面)にパネルヒーターを設置しなかったり、一階を床暖房にすると窓からのコールドドラフトによって上下の温度差は1.0℃くらい生じます。

また、極端な例では暖房計画がアバウトなため上下の温度差が逆転する高断熱・高気密住宅(オール電化住宅)も出るようになりました。


室内の温熱環境は、もはや気密性能のせいだけではなくなってきています。

温水式のセントラルヒーティングは低温の輻射暖房ですが熱の分散、室温の制御が自由にでき、クレームが少ない暖房です。
配管材も床暖房のように隠ぺいされることが比較的に少ないためメンテナンスのし易さがとても魅力です。

この他にセントラル暖房の方法には石油ストーブ一台の自然対流の暖房、床暖房併用のパネルヒーター、蓄熱暖房器、熱交換器暖房、エアコンなどがあります。
その快適性には格差があり、上下の温度差や部屋間の温度差、気流の発生、気流に伴う乾燥感、室温の制御性が違ってきます。

※貴方は暖房は何にしますか?
(私のお勧めは輻射式暖房のパネルヒーターです。)

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サッシの様子を目で見て確認!

高断熱・高気密住宅の暖房は何がいいの?(1)

無料相談コーナーに5人の方から「高断熱・高気密住宅で計画しているが暖房機器は何がお薦めですか?」・・・と暖房機器の選定についての相談がありましたのでそのことについてレポートしたいと思います。

高断熱・高気密住宅を建てることを前提にすると高断熱・高気密住宅は暖房方式によって、いいも悪いも選定される暖房機器によって室内の温熱環境が決定されると言っても過言ではありません。

ストーブ1台で暖める自然対流の全室暖房方式は窓の断熱性能が高くないと部屋の上下の温度差を感じます。

真冬日にはペアガラス程度の断熱性能の窓だと上下の温度差があることがはっきりと体感できます。

特に和室とかリビングにつけられる掃き出し窓(テラス戸)の場合には冷えた窓で発生する冷気流(コールドドラフト)によって、上下の温度差が増幅されて上下の温度差は3〜5℃にもなります。

その証明写真は↓の熱画像です。
この住宅はQ値が1.9W以下の所謂次世代省エネ基準のⅡ地域をクリアしているオール電化住宅です。

単位隙間相当面積はは0.5cm2/m2ですので問題のない気密性能です。
ガラスはぺガラスよりワンランク上のLow-Eガラスで暖房機は蓄熱暖房器です。
それでもテラス戸周囲の上下の温度差は窓上の壁は17℃前後テラス戸の上部は14℃で下部は12℃となっていて5℃の温度差があることがわかります。
(※この住宅は竣工したばかりなので暖房はされておりません、室内の17℃前後の温度は日中の日射による取得によるものです。撮影はPM10:40頃に撮影したもの)

窓の性能を壁の断熱性能に近いレベルのもので気密性能の高いものを使うと開放的な間取りの場合には上下の温度差はほとんど感じなくすることが可能となります。

一方、温風暖房や熱交換気暖房はコストの面から配管ダクトは1階の天井のふところに設置されることが一般的です。
この場合には1階の天井から温風が吹きだすことになるので高気密・高断熱住宅でも上下の温度差が2℃〜3℃になることがあります。
しかも温風方式の暖房に気流速度は1m〜2mもあり気流感があり不快に感じます。

配管ダクトを大きく(例えば直径150mm以上)して気流速度を遅くし気流感を抑えるとか住宅の断熱性能Q値を現状の倍近く(Q1住宅のような熱性能)に上げないと乾燥感がありすぎて決して快適な暖房方式ではないのです。

一方、快適だと言われるものには輻射式暖房器があります。
これは床暖房や蓄熱暖房器や温水パネルを窓下に設置したセントラルヒーティングがこれに該当します。

しかし、床暖房や蓄熱暖房器は掃き出し窓(テラス戸)があると、冷えた窓からの冷気流と冷輻射を完全になくすることができません。
関連記事→http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/102#BlogEntryExtend
真冬日の冷気流は隙間風と間違うほど大きく感じられます。
床暖房や蓄熱暖房器では実際の冷えた窓ガラスの冷気流を防止できないのです。

一方、窓下に温水パネルを設置したセントラルヒーティングは冷気流と冷輻射を防止することができとても快適です。
●関連記事→http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/123#BlogEntryExtend
また温水パネルを設置したセントラルヒーティングは各自部屋毎に好みによって暖房温度を設定できるので快適性の高い最も最良な暖房方法と言えます。

問題点は温風式の暖房や床暖房や蓄熱暖房機と比較するとイニシャルコストが高いことが難点です。

しかし最近普及しつあるQ1住宅とか無暖房住宅に近いレベルの高断熱・高気密住宅で建てるとパネルヒーターの台数も能力も少なく小さくすることができ上下の温度差も小さくできてイニシャルコストも下がって採用しやすくなります。

その輻射暖房方式のパネルヒーターのお薦めメーカーは
ピーエス株式会社→http://www.gogops.jp/
●関連記事→http://blog.smatch.jp/dannetu/category_21/

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昨年より暖房費が増えた理由!2(コールドドラフト)

今年から急に我が家では作年より暖房の石油の消費量が増えてしまいました。
その増えた原因の推測をを昨年より暖房費が増えた理由!(1)でお話しました。

我が家の天窓は北側の屋根面に電動オペレータのベッルクスのGGLタイプ3箇所ついています。

天窓は採光の他に意識的に通風(換気)を考慮しての設置なため冬、雨以外の天気のいい日などは、ほぼ毎日開閉しています。

その天窓に最近雨漏りが出るようになったのです。
雨が降ると必ず漏るのではなく風が強い時に写真のように右隅に現れ、天窓を数回開け閉てをすると・・・ピタッと止まったりするのです。

いずれにしても
雨が漏ることは隙間が存在することになり、この隙間が暖房の大きな石油消費量増加の一つの原因に考えれるようです。

現実的に室温が22℃あっても天窓の下にいるとコールドドラフトがシャワーのように降り注ぐコールドシャワーが体感でき寒さを感じるようになったのです。

そこで、屋根に上がって天窓を開けてチェックです。



指を指している部分が問題となる部分のようですが見た目ではゴムパッキンはしっかりしていて劣化しているように見えないのです。

そこで
この天窓部分を築3年目に撮った熱画像と今日撮った熱画像とを比較してみることにしました。
隙間があれば・・その部分は外気近い温度になるため表面温度は極端に降下している筈です。

その比較画像はこちら↓
これは築3年目に撮った熱画像です。
屋根面の表面温度(オレンジ色)は22℃です。

左の写真は今日撮った雨漏りがする天窓です。

天窓の周囲の屋根面の表面温度は色がオレンジと赤と違いますが同じ22℃になっています。

上下の写真の決定的な相違は窓の周囲に濃いブルー色(低い表面温度)が現われていることです。
この部分の表面温度は8℃〜10℃前後を示していて、隙間があるため外気温に影響されて表面温度は降下しています。

この隙間がさらにコールドドラフトを助長させて、天窓の下に座って居るとシャワーを浴びているような強い冷気を感じさせているのです。。
それでも天窓から少し外れて座ると、そのコールドドラフトはさほど感じなくなります。

部屋の室温は22℃!

実は昨年までは全室室温は20℃で保たれていましたが、天窓があるリビングではこのコールドシャワーが原因で22℃にしなければ寒さを防止できなかったのです。
そのためパネルヒーターのサーモバルブの温度設定を一目盛り上げて対処です。
それが石油消費量の増加となった原因の一つと思われるのです。

ところで天窓をチェックすると下図(横断面図)の部分のパッキン材(二か所)が劣化していることがわかりました。


左の写真はガラス面と外装材(トタン板)とのブチルゴム部分を解体して見たところです。
(上図では色で書かれた箇所です。)

指を指しているブチルゴムは埃がついていますが・・・これはガラス面とブチルゴムが密着せず隙間が生じて埃がついたと思われます。
(このブチルゴムの劣化は10数年の寒暖の差の伸び縮みが原因)

当然、隙間があることにより漏気もあり、水の侵入で雨漏りすることは当然です。


天窓のメーカーの日本ベルックス(株)のメンテナンスについての説明ではでは↓

●10年目点検のおすすめ(日本ベルックスより抜粋)

天窓(トップライト)からの雨漏れに関する保証は、平成12年(2000年)に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)に基づいて10年間となります。標準使用年数は、設置環境やメンテナンスの有無に少なからず左右されます。屋根材の標準使用年数は30年ですが、天窓(トップライト)も定期的なメンテナンスを行うことで、これと同等にすることが可能です。長くご使用いただくために、10年ごとに有償での「10年目点検」をご利用ください。

・・と記載されています。

天窓は遅くても10年目には必ず点検することが省エネ住宅と家の耐久性を維持するためには大事な作業だと思われます。

我が家は12年目の出来事でした。

原因解明は・・・まだ続きます!

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昨年より暖房費が増えた理由!(1)

我が家では今年から暖房用の石油が昨年より一日に平均1.5L増えてしまいました。

暖房の熱源は石油ボイラーで24時間全室暖房(パネルヒーター)方式ですから勿論、原油の高騰で一時期は石油の支払金額が増加したのですが・・・そうではなくて実質、石油の消費量が増加してしまったのです。

メインの温度コントロールの目盛りは常時10段階の1目盛りで20℃〜22℃を維持しています。
我が家は築13年目の外内断熱工法で実質床面積は247.83m2です。
その247.83m2を暖める石油の消費量が1.5L/1dayほど増えてしまったのです。
1.5Lといえば小さく感じられますが1.5L×30日=45L×64円(現在の価格)=2.880円も増加したのです。(原油高騰時には45L×100円=4.500円もの増加です。)
この不景気で何にでも節約モードに入っているのに冬だけなのですが家計に大きな負担になっています。


そこで、来冬には正規の燃費モードに戻すために暖房消費量の増加の原因を究明するこになりました。

●一般的に考えられる暖房の消費量増加の原因には次のような事が想像されます。

①断熱材に何らかの原因(地震?)で断熱欠損が生じて熱ロスが増加している。

②気密層が何らかの原因で(地震?)で気密欠損が生じて自然漏気が増加している。

③開口部(窓、ドア)に何らかの原因で気密漏れが生じて熱ロスが生じている。

④暖房ボイラーとパネルヒータ本体に何らかの原因でトラブルが生じて燃費が増加している。

⑤計画換気の換気量が何らかの原因で換気回数が増加し熱ロスを増加させている。

⑥家族構成(人数)が減少した)が変化したため生活発熱が減少している。
その他建物周囲の環境が変わって日射量取得に変化がある。

⑦例年より気温が異常に降下して寒かった。

などが原因だろうと考えることができますが・・・原因は何なのか探ることにします。

※高気密・高断熱住宅はオール電化の普及とともに飛躍的には増えていますが築10年前後経過すると我が家のように「昔より暖冷房の燃費が増えたよう気がする。」とか「以前より冬は寒く、夏は暑くなった気がする」といった温熱環境の不快な声が聞こえるようになってきました。

原因を解明するためには冬夏の暖冷房の実績での比較が必要なので数年かかるかもしれませんが時折レポートすることにします。

明日に続きます!


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中古を買ってリノベーション

暖房ボイラーの設置場所は何処にする?

暖房のボイラーは一般的には建物外に設置されています。
ボイラーの本体からは燃焼することで当然ですが熱を発しています。
その熱はもったいないことに何の利用もされずに建物外に捨てられています。
もったいないことです。)

そのもったい熱を建物内で使うことができれば色々なメリットが生まれます。
そのメリットは

パネルラジエーターによるセントラルヒーティングは、配管、放熱器、熱源器と3つの部位に分かれます。
この暖房システムはBL認定においては、全体として20年以上もつシステムであることが設計目標になっています。
配管など建物の中に隠蔽するようなものは、長くもつように20年、放熱器やボイラーなど比較的に表に出ていて交換しやすいとの考え方から部分補修を行うことにより10年以上ということになっています。
しかし
ボイラーを室内に設置すると風雨、風雪、急激な温度変化にさらされることがないので部品交換はあるものの15年以上の耐久性を持つようになります。
また、ボイラーから発熱している熱を室内に取り込むことができるので暖房器を1台プラスしたことになり、ボイラーの価格でボイラー+暖房器1台の商品を購入したと同じになり暖房器のイニシャルコストも下げることができます。


写真は階段下に暖房ボイラーを設置した八幡平の家ですが床下(基礎断熱・ベタ基礎)の計画換気の吸気口を1個設置しているので床下に誘引されて土間を温める効果もあります。

デメリットはないのか?というと
①ボイラーの着火音とか燃焼音が気になるところですが、最近のボイラーは一昔の前のボイラーに比べると随分静かです。
それでも気になる場合は周囲の壁にに吸音材(ロックウールとかグラスウール等)を施工するとで解決するので新築、リフォームをお考え方は検討してみては如何でしょうか?

左の写真は我が家のボイラーですが天井に吸気口を設けて、洗濯干し場にしています。勿論オールシーズン洗濯物は割合と早く乾燥して便利です。


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マンションの暖房ってどんな種類があるの?

掃除がしやすい暖房器はこれ!

テラス戸とか掃き出し窓のコールドドラフトを防ぐためには窓下に暖房器を設置することが最も理想的な方法です。
しかし、
多くの暖房器(パネルヒーター、蓄熱暖房器等)は床面に設置すると邪魔になるような高さ幅の寸法で作られているため床下にBOXを作り、その中にパネルヒーターを設置する方法を取っていました。
さらにヒーターの熱を遮断しないよう写真のようにガラリをつけることが一般的な設置方法でした。
しかし、この方法はコールドドラフトは防ぐことができても我が家のように室内犬がいる場合は、このガラリの中のパネルヒータに室内犬の毛が落ちて掃除が大変です。
また、掃き出しの役目も果たさないのです。

掃除するためには面倒でもガラリをいったん取り外して、BOXとパネルヒーターとの隙間に掃除器のホースを入れてゴミとか毛を吸い取ることになります。
この作業はけっこう大変で掃除がおろそかになってしまいます。



このテラス戸とか掃き出し窓用のパネルヒーターで床面にフラットで見た目もよく、コールドドラフトを防ぐための熱効率も良く、尚且つ掃除がしやすいパネルヒーターが人気になっています。
そのパネルヒーターの掃除の仕方このようになります。

写真①床付けのパネルヒーターの隙間にフックを引っかけます。

写真②フックを引っかけたまま持ち上げます。

写真③上げた状態でBOXの中のゴミとカ室内犬の毛を掃除機で吸い取ります。
配管材が固定されていないので自由に上げ下げができます。

このパネルヒーターはとてもお薦めの商品です。
この商品はピーエス㈱のHRヒーター(FVLX)です。
そのHPはこちらです。
http://www.gogops.jp/




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マンションの暖房ってどんな種類があるの?

ペット(室内犬)の居場所は何処?

最近、家の新築を計画されている方から「ペット(室内犬)と同居する場合の暖房と換気について」何がいいのか?との相談が増えていますので記事として回答いたします。

換気については以前UPしていますので「ペットの匂いに換気」をご覧ください。


ペット共生型宅での暖房器は室内犬とって何が理想なのでしょうか?

犬は人間と比較すると、暑くもなく寒くもないと感じる温度が15〜25度と幅があるそうです

冬の高性能(高気密・高断熱)住宅の室内温度の実際はどうなんでしょうか?
我が家の暖房はピーエス㈱のHRヒーターを採用しています。
各部屋で18から20℃くらいにサーモバルブで調整していて全体的には平均20℃の環境になっています。

写真は我が家の愛犬(室内犬=ゴンタ)です。
サークルは使っていないので自由に家の中を走り回っていて主人の私が寝ると一緒に部屋で寝るという行動をしています。

夏は
エアコンを使っていないので暑いのかいつも寝る時は玄関の土間に寝ています。

冬は
どうかというと、私の部屋は和室ですので畳なのですが、初めは私の傍の畳に寝ていて、その後数時間でフロアの廊下に移動、さらに玄関の土間に移動して寝て、朝方には必ず私の傍に戻って寝る行動パターンです。

そこで、何故?そのようなパターンなのか?温度の面から調べてみました。
愛犬が寝ている場所の床面の表面温度を測ってみると
畳の表面温度:21℃
廊下の表面温度:20℃
玄関の表面温度:18℃になっています。

外気温が氷点下に下がっても室内温度はほぼ上記の温度で一定しています。

やはり寝ている時の接地面の温度はできるだけ低い方が快適なようです。

それでは床暖房はどうでしょうか?
床暖房のの表面温度は、24〜26℃が快適とされていますがこれは家の断熱性能高ければ表面温度は低く、断熱性能が低ければ表面温度は高くしないと人間にとっては快適ではありません。
玄関の土間、フロアの床も床暖房にした場合は人間にとって快適でも愛犬にとってはとても不快な温度になります。

愛犬の快適温度としてはぎりぎりのラインですので、現在の次世代省エネ基準以上の断熱性能にしなければ愛犬の居場所がなくなります。


床面の表面温度から判断すればFFヒーターがとても良さそうです。
FFヒーター本体付近は温度が高くても離れている所は床面の温度が低いので愛犬にとっては理想的な暖房器のような気がします。
しかし、大きな問題があります。
強制的にファンで暖気を室内にまき散らすので埃、特に犬の毛などが室内に舞っていることになります。
これではアレルギーの原因になりかねません。

写真は外内断熱工法の八幡平の家の玄関です。
玄関のタイル部分を床暖房する提案が設計事務所よりありましたが室内犬と同居ということでパネルヒーターに変更をお願いいたしました。
右の窓下についているのが、そのパネルヒーターです。
コールドドラフトも防ぐ暖房器ですが床暖房と違って温度が高い時にはサーモバルブを閉じることで温水を止めることができます。
その結果コールドドラフトにより土間面の温度が降下することになります。

愛犬にとって快適な温度を探さなければなりませんが自由に土間の温度でコールドドラフトで上げ下げすることが十分可能です。
これは
温水パネルヒータでなければできない手法のような気がします。
コールドドラフトも用途によっては歓迎する必要があるようです。

要は愛犬の居場所を作ってやり、
結露が発生しない環境であれば多少の温度差は良しとしましょう。
・・・・ということになります。
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・ペット可物件増えてます。

連続暖房と間欠暖房のどちらが省エネか?

全室暖房の家でも就寝時には暖房を止める。
特に会社などでは特に人がいないのだから暖房は止める。
所謂、間欠暖房ですが・・・この間欠の方が省エネになるという強い思い込みあるようですが・・・。

本当にそうでしょうか?
就寝時には
暖房を停止すれば室温は外気温に連動して当然低下します。
外気温が下がることで室内の天井、屋根、外壁、だけでなく家具や間仕切りまで室内のあらゆるものが全て冷えることになります。
その結果はどうなるかというと
翌朝、暖房を再開する時には、これらの冷えた壁や家具などが暖房負荷となって、これらを暖めるのに余分な熱が必要になってきます。

さらに冷気と暖気の混ざりで室内に余計な気流が生まれて、
不快な上下の温度ムラが生まれるなど、
熱源の負荷だけではなく人に対するストレスの原因にもなるのです。



上グラフは24時間暖房の家の内外の温度環境、下グラフは間欠暖房の家の温度環境ですが間欠暖房の家は外気に連動して室内も変化している。)

このように快適性を損なう間欠暖房ですが
本当に省エネになるのでしょうか?

暖房メーカーの㈱ピーエスの実験では仮に毎夜8時間暖房を停止しても、節約できるる燃料は10%という結果で建物も構造によっては連続運転しても間欠暖房と変わらないエネルギー消費量であるという結果報告をしています。

高性能(熱損失係数Q値が小さい住宅)の場合は熱損失が非常に少ないため、連続運転暖房しても燃焼している時間が少なくなり(暖房ボイラーが止まっている方が多くなり)、むしろ間欠暖房よりも省エネになります。

快適性を損なって燃料節約と思いこんでいた間欠暖房は
実はそれほど節約効果はないようです。
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・湿気対策

熱カメラで見るコールドドラフト

オール電化住宅のテラス戸(引き違い戸)を熱カメラで見てみました。
壁面の表面温度は20℃ですがガラス面と下框からは扇状に床面が15℃前後の冷気が床面を這っています。

これは欠陥住宅ではありませんがが一般的な高気密・高断熱住宅であってもこれと同じようなことが画像を熱カメラで見ることができます。
所謂、これがコールドドラフト現象です。


左の写真はテラス戸の下部を写しています。
写真の住宅では床下も室内空間と考えているので空気が循環するようにガラリを設けています。

しかしコールドドラフト現象による冷気がそのガラリを通して床下に潜り込んでいるためガラリから窓側の床面面と手前の床面に温度差が生じています。
これはガラリがあってもなくてもこの温度差は解消されません。

テラス戸の下、あるいは床下に暖房器がないので上昇気流が発生せず温度が上がらないのです。
それではこの部屋には暖房器はないのかというとオール電化住宅ですからテラス戸の右側に蓄熱暖房機が1台設置されて全体として20℃の体感温度になっています。



こちらは(左写真)窓下に蓄熱暖房器とガラリをつけている部屋です。

床下にガラリがあっても蓄熱暖房器の効果でコールドドラフトがなくガラリ付近の床面も壁面と同じ20℃の温度をキープしています。
理想的な環境になっています。

窓下に暖房器がない場合とある場合の表面温度をこのように熱カメラで見ることで如何に窓下に暖房器が必要かを理解できる写真だと思います。






右は外内断熱工法の「八幡平の家」のテラス戸のコールドドラフトを防ぐための床面に1.38w程度のパネルヒーターを床面に設置した施工中のの現場です。
まだ完成前ですので
この熱画像はありませんが来月には報告できるかと思います。

高性能住宅の住環境はよく「冬の室内は寒くもなく暑くもなく、春のポカポカした体感温度」と言う表現で言われます。
春に日差しが入る窓の下でウトウトと仮眠する・・・あの環境です。
それが
このよううな暖房器で得ることができるのです。
今回採用したこの床面ヒーターは
ピーエス(株)のFVLX商品
テラス戸のコールドドラフト防止はこの方法が最善策のようです。

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・湿気対策

次世代省エネ住宅の年間暖房費はどのくらい?

住宅の断熱性能は熱損失係数Q値で示され
Q値の値が小さいほど断熱性能が良いことになっています。

しかし、自分の家のQ値がわかって断熱性能のいいことがわかっても
「なんかよくわからないけれども他の家より断熱性能がいいんだ!」・・ではアバウトすぎてよくわかりません。

そこで
もう少し具体的に断熱性能の良し悪しを年間の暖房費で知ることができれば、実感としてわかるのではないでしょうか?

現在Ⅰ地域の八幡平市に建築中のQ値1.51W/m2・Kの
外断熱と充填断熱の複合工法の暖房費を計算してみました。

この工法の暖房器はメーカー名はピーエスの温水パネルヒーターで石油ボイラーを使う仕様になっています。

以前に記事としてUPした
「暖房のランニングコストを計算してみよう!」を参考にして計算してみます。

●簡易暖房灯油消費量計算式

灯油消費量の計算は、厳密には熱損失係数、建設地の暖房デグリディー、内部発生熱、太陽取得熱をもとに必要熱量を計算して、最終的に熱源とする機器の燃焼効率を加味して灯油に換算しますが簡単に計算する方法があるので下記の方法で行います。

次世代省エネ基準では
単位がワットになりましたのでワットで計算をしてみましょう。
(キロカロリーで熱損失係数が出た場合は数値を0.86で割ってワットに直します。)

1・Q値に延床面積(暖房面積)をかけて総熱損失係数をだします。
2・これに暖房デグリーディーをかけて、さらに24(時間)をかけます。
3・この時、暖房デグリーディーはd18-18という数値ではなく概算値の数値を使うことがポイントです。(内部の取得熱をあらかじめ入れた数値です。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●主要地域の暖房デグリーディー(概算値)
旭川:3.200/釧路、帯広、網走:3.100/札幌:2.600/函館、室蘭:2.400
青森、盛岡:2.200/秋田、山形、長野、松本:1.900
仙台、葺き島:1.600/宇都宮、新潟:1.400/金沢、前橋:1.200/名古屋、京都:1.050
東京、大阪、熊本:850
※いずれも余裕をみた概算値でこれ以外の地域は近い地域を使用します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●八幡平市でQ値が1.51wで70.11m2の住宅ですので
総熱損失係数×暖房デグリーディー×24(時間)=年間暖房負荷
1.51w/m2・K×70.11m2=105.8661w(総熱損失係数)
105.8661×2.200×24=5.589.730w→単位が大きいのでキロワットに換算(5.590kw)
これを8.62で割れば灯油の消費量が出てきます。
従って、5.590kw÷8.62=648.49リットル/年


●シュミレーションではおよそ648Lになりますが実際にどのくらいの消費量があったかは来年レポートできると思います。

この式は1割程度安全をみていて、実際には1割程度は少なくなります。
(その条件としては隙間相当面積が1.0cm2/m2以下で換気回数が計画された0.5回/hになることです。)

●ワットで計算すると電気暖房の場合の電気量料も簡単に計算できます。
電気暖房の場合は暖房負荷をそのまま電気料金単価をかければいいのです。

※暖房デグリーディ
ある温度(室温など)と日平均外気温との温度差をある期間計算したもので外気温がある温度以下になった場合を積算したものを暖房デグリーディいいある温度以上なったものを冷房デグリーディといいます。特に暖房デグリーディは冬期間の暖房負荷を求めたり、日本全体を気候区分に分ける場合によく用いられまます。

デロンギ・パネルヒーターの超特価製品の紹介はこちらflair
http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/400

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・湿気対策

パネルヒーターが超特価で販売!

現代の暮らしでは寒いから暖房をつけ、暑いから冷房をつけます。
雨露をしのげる住宅にとって次の課題は温熱環境といえます。
ひどい温度差はヒートショクや、風邪を招きやすいものです。
また温度差で発生する結露はダニやカビを発生させがちです。
これらはアレルギーや病気の原因になっているケースも多いといわれます。

結露が問題となるのは、
主に冬、温度差をなくするためには全室暖房が必要です。
これは結露をなくするための有効な手段です。
そこで
冬の理想的な全室暖房の暖房器といえば輻射暖房のセントラルヒーティングです。
局所的に暖房するのではなく
全室にパネルヒーターを設置することで部屋毎の温度ムラが少なくなり、
ヒートショクからも解放されるのでお年寄りには優しい暖房器といえます。

しかし、他の暖房器と比較して価格的に割高になるので敬遠されがちでしたが、今回パネルヒーターのメーカーDeLonghi(デロンギ)の代理店の(有)リードコーポレーションでは会社設立7周年記念として1か月間限定で特別価格で販売
しています。

なんと!!びっくりです。

標準価格から
81%引きの19%の価格で提供です。


参考例:
リニアtype20の品番20 3 400の標準価格は
31.000円が→5.890円の超特価になっています。

販売台数に限りがあることとヒーター本体のみの販売もOK。
また、
東北地区であれば材工でのご相談も受け付けいたしております。



●超特価のデロンギのパネルヒーターの販売先は
(有)リードコーポレーション
〒981-3131 仙台市泉区七北田字白水沢43−2−301
FAX:022-290-6033 担当:星
●ご注文、お問い合わせについては上記のFAXか
右のサイドバーの
mailパネルヒーターのお問い合わせはこちら!」からお願いたします。



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・湿気対策

健康のために、全室暖房を!(2)

全室暖房は正倉院のような造りの、しかも個室ばかりの間取りの家では暖房費はとても高くついてしまいます。

セントラルヒーティングが日本に入ってきた頃も、家の性能と暖房のバランスが悪く、設備費が高いうえにランニングコストもかかるという贅沢品でしかありませんでした。

全室暖房をするためには家の性能を上げなくてはいけません。
方法は簡単です。
断熱材を丁寧に施工して、室内側に気密層を設けるのです。

防ぎたい外の環境を極力入れずに、室内の換気は極力外へ出さない方法です。
気密層は隙間風を防ぐだけではなく熱の流出を防ぎます。

この気密層+断熱材の効果で内部結露を防ぐ役割を果たすのです。



(防湿層を設けないとこのように内部結露を生じさせます。)
内部結露というのは一般的には室内で起こる結露が断熱材を入れることで温度差の接点が壁の中に移動し、そこで結露してしまうことです。

結露の原因は温度と湿度です。
室内の湿気が壁の中に入らなくなれば内部結露の危険性が低くなります。


この必要不可欠な気密化に伴って、問題になるのが新鮮空気の確保です。
新鮮な空気の確保のため換気が必要な訳ですが、計画換気の義務付であることに安心はできないのです。
計画換気の計画の担保は気密の性能によるのです。

気密性能は隙間相当面積の少ないことの競争はするべきではありませんが、計画的に換気ルートを確保するためにはできるだけ小さい隙間相当面積が求められます。
その値は1.0cm2/m2以下が理想となります。

●全室暖房にするためには気密と断熱の力で家の性能(Q値とC値)を上げないと無駄な暖房費を防ぐことできないことになります。

健康のために、全室暖房を!(1)

一般的な暮らしでは
寒いから暖房をつけ、暑いから冷房をつけています。
この暮らしから脱却するための課題は温熱環境になります。
ひどい温度差はヒートショクや風邪を招きやすいものです。

また温度差によって発生する結露はカビやダニを発生させがちです。
最近はこれらがアレルギーや病気の原因になっているケースが多いといわれています。
結露が問題になるのは、
主に冬、温度差をなくするためには全室暖房が必要です。
これは結露をなくするためのベーシックな手段です。

日本に残っている100年、200年に住宅は、多くが町の文化財になっていて手を加えることができず、夏はとても快適なのに冬は寒い、寒くては動作も鈍くなるため、台所に立つ、風呂に入る、トイレに行く、何をするにしても一大決心では苦痛ばかりです。
北国の暮らしを向上させるためには全室暖房の家が必要なのです。

積極的に冬の外の厳しい環境を楽しみたくなるゆとりが生まれる居室空間が欲しいものです。
同様に南の方では、涼しい家が必要です。

とかく誤解されがちですが、全室暖房は冬でも美味しくビールを飲むための贅沢な設備ではありません。
いずれも、がんがん暖かいとか涼しいのではなく、せいぜい20℃前後の過ごしやすい空間をキープするだけです。
それがホントの全室暖房の居住空間なのです。
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熱損失系数で暖房計画を立てる。

日本では長年暖房器などは自由に移動できるポータブルな設備で、住人が勝手に使うことができるものがほとんですから、設計の段階で暖房負荷といったものは考えられませんでした。
家屋が雨風を防ぐものであって、冬の暖かさは暖房器が作るもので、夏は冷房器で涼しさを作るものでした。
しかし。
全室暖房を考えた場合はほとんどが造りつけになります。
簡単に移動できませんし、後で追加というのも大変な作業になるので、住宅の設計段階から暖房計画が必要になってきます。
その際に考慮しなければならないのが省エネ基準の基準値として表される熱損失係数(Q値)など、計算上の住宅の性能です。

熱損失系数で勘案されるものは、構造や断熱材の種類、厚さ、金属などの構造部材の熱橋などから伝わる熱などです。
住宅の熱環境はあらゆる要因がからんできます。
熱損損失係数が大きければ、暖房器は大きい熱容量が必要になってきます。
家の大体の設計が決まれば、暖房計画も始めなくてはいけません。
必要な暖房エネルギーに見合う暖房器は何処に設置するか。
特にFFストーブ1台で全室暖房をする場合は熱の通りも考えて計画しなければなりません。

断熱・気密の高い住宅ではこの熱損失係数が「絵にかいた餅」ではないので
比較的にシビアに暖房のイニシャルとランニングを割り出すことができます。

「私の家の暖房費は一日いくらよ・・・」と言える住宅になります。
それが設計段階から予測できるのです。
それが熱損失係数なのです。
※その予測できる担保は高い断熱性能と高い気密性能(1.0cm2/m2以下)があればこそ・・です。

● 熱損失係数(Q値)とは、建物内外の温度差が1Kのとき、1時間に損失する熱量を延床面積で割ったもので、建物の断熱性能を表わす指標となる係数です。その値が小さいほど、断熱性が良いということになります。

熱損失係数を求める場合、建物外皮から貫流によって損失する熱量と換気によって損失する熱量の合計を延床面積で除して求めます。そのため、熱損失係数を求めるとき、吹き抜け空間がある場合は、その大きさを延床面積に加えてこれを求めます。

次世代省エネルギー基準では下表のように地域の区分に応じて基準値が設けられています。
熱損失係数の基準値
(W/㎡・K)()1.6 ()1.9 ()2.4( )2.7 () 3.7





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・湿気対策

一石三鳥?のお勧め設備

いつも私は新築される方に
お勧めしているお気に入りの住まい設備があります。
グリーン色の格子状のパネルですが
何だと思いますか?

実はこれ!
暖房器なのです。
暖房器は冬に使うものなのですが、
このパネルはインテリア(小物掛け)としても1年中利用されます。



写真のようにサンプルにジャンバーを掛けていますが、
冬には雪に濡れたコート掛けに利用します。

訪問されたお客様のコートが雪で濡れていても、
このヒーターのお陰でお帰りなる頃にはポカポカと暖かく、コートも乾いていて大変喜ばれます。

また、当然冬も使いますが普段は玄関のカギとか車のカギを掛けるパネルに変身です。


このパネルヒータはスチールでできているためマグネット付のフックで簡単に取り外しができます。
自分の気に入った所にフックを取り付け小物掛けとして使います。
また、このヒーターのカラーもお好みで選ぶことができます。

こちらは、キッチンの袖壁と暖房と小物掛けとして設置されたものです。

キッチンですから買い物用のメモとか料理のレシピメモなど・・・・
又、台所用品も掛けておくことができる一石三鳥?の優れものグッズです。


それ以外の使い方では、寸法もオーダーできるので手すりとしても利用でき、とても便利です。

このヒーターのメーカーはピーエス株式会社ですが
パネルヒーターで暖冷房ができる一石二鳥の商品「冷温水HRーC]もあります。

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暖冷房器の能力で住宅の性能がわかる。(2)

暖冷房器の能力で住宅の性能がわかる。(1)の続きです。
日本では長年暖房器は自由に移動できるポータブルな設備で、住人が勝手に買い、勝手に使うものがほとんどですから、設計段階で暖房負荷といったものは考えられませんでした。
家屋は雨風を防ぐものであり、暖房器は暖かさ得る道具でした。
しかし
全室暖房を考えた場合はそのほとんどは造り付けになります。
そのため、移動できないため設計の段階から暖房計画が必要となります。
その時に考慮しなければならないのが省エネ基準で基準値として知られる熱損失係数(Q値)など、計算上の住宅の熱性能です。

熱損失係数で勘案されるものは、断熱、気密で区画される部分の基礎や構造に使われる構造材や断熱材の種類、厚さ、開口部(硝子の種類)、金属など構造部材の熱橋などから伝わる熱などです。
住宅の熱環境はあらゆる要因がからんできます。

熱損失係数が大きければ、
暖房器の能力は大きい物を選ばなければなりません。
家の大体の設計が決まれば、暖房計画も始めなければなりません。

各部屋の熱損失係数と
見比べながら必要な暖房器を何処に設置するか。検討する必要があります。

特にFFストーブ1台で
全室暖房を計画する場合は熱の通り道を考えてやらなくてはいけません。
暖房負荷計算ができれば断熱コストをUPさせて熱損失係数を小さくして、
暖房器にかけるイニシャルコストを下げることが可能になります。
こうすれば
ランニングコストも低く抑えることができ家計の負担を小さくすることができます。

暖房計画においては住宅の暖房負荷とは、家の構造体上での熱の浸入や流出、人体、設備などからの熱、そして換気など足し引きした上で、不足分を補うための暖房器をどれだけの能力のものを必要とするのかを表すものです。

暖房負荷の計算を出してくれる設計事務所、工務店であれば予算のかけ方をあれこれ検討できることになります。
ソフトによりますが、立地場所も方位、開口部の種類、面積、使用断熱材など他色々のデータをインプットしていくと、熱損失係数や暖冷房負荷計算や使用される燃費の消費量を計算してくれます。

例えば
消費量をもっと抑えるためにはどの位の性能が必要なのか。
窓を大きくするとどの位の熱の負荷になるのかなどを知ることができます。
その結果
あまりにも消費量が多い場合は、どこの部分の断熱気密を強化すればいいのか。あるいは窓を小さくしたり、性能を上げたりして価格とのバランスを取りながら変更ができます。

住宅も車のように性能を見て購入するように
熱損失係数(Q値)の数字の提示だけでなく
「この家の暖冷房は月○○○円〜○○○円内に納まります。
といった現実的な数字で示されることが当たり前のようになる日も近いと思います。
燃費の金額を提示することは
断熱、気密の施工に自信がない施工業者は当然提示できません。

全室暖房をするにしても
そんなところをポイントとして
業者選びの判定をする必要があるのではないでしょうか。

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暖冷房器の能力で住宅の性能がわかる。(1)

自分の家の暖房器の発熱量はいくらなのか?
知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
その暖房器の能力の大小で
住宅の性能のランクを知ることができるのです。

「そんなこと聞いたこともない」と言われそうですが・・・・・
わかってしまうのです。
当然、同じ坪数の家であれば暖房能力の数字が小さい方が
ランニングコストが少なくてすむ高性能住宅ということになります。

さて、貴方の暖房器の暖房能力はいくらになっていますか?
(調べてみる価値はありますよ!)


その発熱量は左の写真①のように
暖房器(ボイラー)の本体の脇の説明書きのところに「発熱量○○○kal/h]というような数字の記載があります。



それが、お宅の1時間に発熱するエネルギー暖房能力を示しています。

左写真②は一般的に木造住宅であれば13帖用/で5.000kcal/hの暖房能力のFFヒーターです。
一般的な住宅であればこのFFヒーター1台の能力では全室暖房するのは不可能に近いと思います。
快適に過ごそうと思えば居間に1台、格部屋にもう少し小さなFFヒーターを1台づつ設置しないと不快な環境になります。
それでも風呂にも暖房器を設置しなくては軽いヒートショクに見まわれるかもしれません。

しかし
かなり性能のいい高性能住宅になると約60坪の家を5.000kcal/hのボイラーを使って全室暖房できてしまうのです。

家の性能によって、
暖房の能力も変わることはたびたびレポートしています。
性能が上がれば暖房能力は低い暖房能力でまかなうことができてしまい、さらに超高性能になれば無断房でも快適な家ができてしまうのです。

その暖房能力は家の設計図の段階でだいたい計算ができます。
(断熱、気密の施工精度がよくて、換気能力も計算どおりの換気能力があれば、かなりシビアに暖房能力の精度を上げることができます。)

全室暖房を行う高性能住宅では、
施工前の熱の計算、暖房計画は、むしろやらなくては先に進めないのです。

●明日に続きます!

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日本に全室暖房が普及しなかった理由

いいことづくめの全室暖房ですが、
日本で最近まではなかなか普及しませんでした。

全室暖房は
「家はシェルター」として考えている西洋文化圏で発達したものです。
その快適性、安全性に目をつけ、パネルラジェーターや蓄熱暖房器は初めて日本に入ってきたものの、その機器をフルパワーにしても暖まらない、また、コストが高いなども問題が起こってしまいました。

●写真は
リードエンジニアリングの設計で暖房器は盛岡ピーエスのHRヒーター

ライフスタイルも西洋化し、家のスタイルも洋風にして作ったものの、
実はそれは目に見えるところだけ真似た住宅だったためなのでした。
日本ではいまだに、セントラルヒーティングは贅沢だ!
高いという考えたがいまだに続いています。

高くなるのは、セントラルヒーティングの設備能力が悪いのではなく、熱の損失が激しい家であるのが原因なのです。

全室暖房の低コスト化を実現するためには家の断熱、気密化を十分施し、外部環境に影響されにくい室内環境を作る必要があります。

家のつくりがしっかりしていれば、ガンガン暖房を運転する必要もありません。
冷蔵庫の扉が開いていれば余計な電気代がかかるように、家が気密化されていなければ暖房費、冷房費も余計にかかることになります。
断熱、気密の技術の躍進が、かって高くつきすぎていて普及しなかった全室暖房の採用も可能となりました。

全室暖房、断熱、気密、換気を整えた住宅のこだわりは、家を建てる上で必ず持つべきです。
どれかをないがにしろにすれば、その家の性能はバランスを崩すことなり用を足しません。
気密層が途切れていたり、断熱材がたるんでいたり、厚さにバラツキがあったり、中途半端な施工では、結露の被害を助長することになり、省エネルギー効果も減少しまい、まったく目的と正反対の環境を作ってしまいかねないのです。
誰も寒い家はほしくないし、短命な家もほしくはないでしょう。

家を建てる時の金額だけ見ないで、
暖房、冷房などのランニングコストも計算して考えるようにしましょう。

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パネルヒーターの取りつけ方の失敗!

住宅の暖房方式は様々ありますが
岩手でもまだ床暖房が理想的だといわれています。

果たしてそうでしょうか?

25年前に高気密高断熱住宅の先駆けの頃は床暖房の普及に一生懸命でした。
FFストーブに比較すると放熱する面積が広く、
低い温度の熱で直接全体を暖めるので従来の寒い住宅でも暖かく感じられます。


今まではファンヒーターかFFストーブで間欠暖房で寒かったので
床暖房の住宅は驚くほど暖かく感激するのです。

・・・が2年目に入ると微妙な温度の変化を感じるようになり
窓からのコールドドラフトで寒さがかなり感じるようになります。

そんな理由で
私は輻射暖房のパネルヒーターの設置をお奨めしているのです。
しかし
輻射暖房が設置されていても設置される場所に問題がある場合が多いのです。
特に
テラス戸とか引き違いの(掃き出し)の窓下に設置されず窓の袖壁に設置された場合です。

これではコールドドラフトを防ぐことは困難です。


そんな経験があって我が家の和室の片引き戸(へーベントシーべ)は
写真のように床下のBOXを作りその中にパネルヒーターを入れ
簡単に取り外しができるガラリをつけたのです。

このようにするこでと窓からの冷気が一旦BOXに下降し、パネルヒーターで暖められた空気が窓面を上昇しコールドドラフトを防ぐことができるのです。

昨年ちょと色気を出してパネルヒータ入りBOXに加工を施しました。
(BOXに直径100mmの穴を数箇所開けたのです。)
BOXで暖められる空気を床下土間の方にも取り込むことによってコールドドラフトを防ぎながらも蓄熱の効果の一石二鳥を狙ったのですが・・・

その結果が熱カメラで検証・・・・悲惨な結果です。

左画像:ガラリ蓋をつけた状態ではロールカーテンの下は15℃くらいです。
掃き出し窓の側に座ると冷気を感じます。
(ヒーターの熱が上昇しないでBOXの穴を通じて床下に移動しているのです。その結果窓のコールドドラフトを防ぐことが難しくなってしまいました。)

右画像:BOX内の穴を改めて塞いだ状態です。
ロールカーテンの下部分は20どくらいに上がっています。
(穴を開けた熱画像は左写真ですのでこの右の写真と比較すると如何に穴を開けた方が悪かったか物語る熱画像になっています。)


ちなみにヒーターの表面温度は30℃になっています。
ボイラーのコントロールスイッチの設定目盛りは
10段階の1目盛りの24時間暖房

欠点:このガラリ方式ではコールドドラフトを防止できるが埃、ゴミがBOXの中に入り掃除が大変なことです。
特に我が家では室内犬を飼っているのでその抜け毛の掃除はおっくうなものです。

●この欠点を解決した(ガラリ蓋もつけない掃除もしやすい)コールドドラフトを防止する床設置型のパネルヒーターが最近注目され販売されています。
見た目も奇麗でパネルの塗装色もオーダーできてインテリアにかなりお奨めです。
そのパネルヒーターの販売元はこちらです。
盛岡ピーエスのFVLXタイプ

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室内気候から考える暖房機器

高性能住宅では使えるだけの自然の力を利用すれば、
その他はやはり機械による環境作りが必要になってきます。


暖房方法はパネルラジエーター方式、熱源も電気、ガス、灯油、薪など色々ありますが、基本的には開放型と呼ばれている暖房機は使用すべきではありません。
室内の空気を汚すと同時に水蒸気を室内に放出させて結露の原因にもなります。

燃焼させるタイプであれば、FF式と呼ばれる、排気も吸気も外で行うタイプが望ましいのです。
暖炉もFF式のものを使うべきです。
当然ですが、仕切りがないほど暖房機が少なくても暖めやすくなります。
40坪程度の住宅をFFストーブ1台で全室暖房という計画を立てることがありますが、やはりポイントはどのようにして開放的空間を作るかにかかっています。
吹き抜け、欄間、ドア、スリットで熱をあらゆる部屋に届けます。
(ただし、1台で計画した場合は
窓からの冷気(コールドドラフト)は防ぐことができません。)


一方、パネルラジエーターはボイラーで温水を作り、各部屋についているラジエーターに回して放熱しますが、ほとんどの場合は窓下に取りつけています。
コールドドラフトを防ぐ役目をはたします。
場所ごとに温度を調節できるのも便利です。

西欧諸国では窓下のパネルラジエーターはよくみかけますが、日本ではまだまだ数少ないのが現状です。
オール電化住宅の場合であっても蓄熱暖房機を窓下に設置している例は少なくやはり、コールドドラフトを防ぐのには無理があります。

パネルラジエータでは目立のが嫌だという人は少なくないのも現状にはあります。
実はこのことについては、きちんと設計の段階で打ち合わせをするとデザインで上手に処理をすることができます。





写真1:例えば、窓下に放熱器があっても、その上はカウンターにして、周囲は戸棚にして、
変な空きスペースを作らないようにデザインをすれば、見栄えも使いかってもいいのです。



最近では放熱器も薄いものや、色のバリエーションも豊富でインテリア性に富んでいて違和感が解消されてきています。







写真2:台所の袖壁にパネルヒーターを用いた例・・・
暖房機器と目隠しとちょとした小物掛けに利用している。


それでも嫌という人は、ビルトインとなる熱交換暖房器がお奨めです。
換気システムとからめて各部屋の給排気をダクトとファンで行います。
給気され、排熱をもらって多少温度が上がった給気をさらに暖房機器部分で暖気して各部屋に供給するものです。



これだと床面に給気口がつくだけですので気にならないかもしれません。
容積にもよりますが、冷房も高いところに設置して冷気を落とすようにすると1台で家中が涼しくすることもできます。
ただし、この方法は個室が多い家は不向きです。
熱交換器やパネルラジエータでも冷房、除湿もできるタイプもあります。

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床暖房とセントラルヒーティング

気密性能が5cm2/m2以下になると
今までの個別暖房のエネルギー消費量で全室暖房が可能となってきます

それでも気密性能が2.0c2/m2以下の
温度環境を体験すると快適な温度環境とはいえなくなります。

高い気密性能の住宅では上下の温度差は2℃前後に抑えられるのに対して、5.0cm2/m2以上の低気密住宅は室内は気流が0.5cm/秒程度発生して、10℃の上下の温度差が激しく変化します。


●写真1:熱カメラで見た低気密高断熱住宅の床暖房方式
(床面だけが温度が高く壁、窓ガラスの表面温度が上がっていない状況)


この室内環境では、
暖房機の側で体がほてるような熱さにしないと暖かく感じられせん。
さらに隙間が多いため過剰に空気の出入りがあり、そこにガンガン暖房する訳ですから極端な乾燥状態になってしまいます。
加湿器をいくらたいても解消されません。
そこで
気流と温度差を緩和する床暖房の方が快適に感じられるのです。

一方
気密性能が2.0cm2/m2程度になると
セントラルヒーティング(低温輻射暖房)が快適な暖房方法になってきます。
このレベルの住宅で床暖房をすると、快適より不快に感じてくるようになります。

一昔前に気密住宅の普及とともに床暖房も普及した時、お年寄りが床の高い温度による低温火傷?とか便秘になった例がたくさんありました。

それでも寒さが厳しい岩手でも
高気密高断熱住宅を勧めて床暖房も勧めている工務店が多いことも事実です。

(断っておきますが・・床暖房がダメだと言っているのではありません。
住宅の気密、断熱性能でお奨めするべきだと考えています。)


●写真2:熱カメラで見た高気密高断熱住宅のセントラルヒーティング方式
(床面と壁面の表面温度が同じ、
窓ガラスの低い表面温度をセントラルヒーティングがカバーしている状況)


高気密住宅では開口部は最低でもペアガラスを標準とするようになってきています。しかし、この暖かそうなガラスでも100mmのグラスウールの1/6断熱性しかないのです。

このぺガラスが住宅の中で表面温度が一番低い部分になりヒンヤリ冷気をかんじます。
さらに冷えたガラスはダウンドラフトし隙間風と勘違いするほど気流が走ります。
この気流が人の身体を覆っている暖かい空気の層を飛ばしてしまうので体感温度は下がってしまいます。

風の強い時に体感温度が低下するのと同じ現象です。
そこで窓ガラスを暖め表面温度が低下しないようにセントラルヒーティングを窓下に設置すると快適さを感じることになります。

断熱、気密化をより高めると低温水のヒーターでも床、壁、天井の表面温度が上がり、体感温度が限りなく室温に近づき春のような穏やかな暖かさを体験することができます。

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輻射暖房の利点とは?

住宅内の中に温度差をつくらず、何処でも一定に近い温度設定にするには、やはり高温度で熱を供給する個別暖房よりも、できるだけ放熱黄を分散させ、しかも低温度で供給する床暖房や温水パネルヒーターなどのセントラルヒーティングが理想的です。

この方式は、ボイラーで暖められた温水を利用することから、やわらかい暖房感が得られ、室内も均一に暖まりやすいという輻射暖房ならではの特色があります。
しかも、部屋でじかに火を使うことがないために空気もよごれません。

しかし、同じ輻射型でも床暖房は、室内が均一に暖まるものの、窓際などでは冷気の影響によって寒さを感じたり、結露を発生させる場合があります。

また、春先や秋口などは微妙な温度制御が難しく、安定した室温も保ちにくいといった短所もあげられ、目に見えない床下に設置設置されるため、将来にわたるメンテナンスの難しさがあります。

これらの問題は。温水パネルなどとの併用により解決されますが、あらかじめ住宅全体の設計などからも慎重に検討しておきたいところです。


その点、パネル式のセントラルヒーティングは、各部屋の最も冷える部分の窓下に取り付けられるために、コールドドラフト(冷気)を防いで、その外壁面の平面輻射温度を高めて、効果温度を増し、暖房温感をより増幅させるといったメリットがあります。


室温を低めに設定しても、あまり寒さを感じないのはそのためなのです。

FFストーブなどでは、平面計画上様々な制約を受けることになりますが、それに比較してこのシステムの場合は制約も少なく、自由な設計が可能になります。

●写真は和室の窓下に取り付けられた温水パネルヒーター
写真提供:リードエンジニャリング) (パネルヒーター:ピーエス㈱)


●輻射暖房の比較


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暖房の主役は建物!

せっかく高価な暖房器を導入したのに、
石油やガス、電気の消費量が膨大で大変な目にあったという話をよく耳にします。

また、
高気密高断熱住宅で建てたのに、
聞いたより消費量がかかるといった話も聞かれます。




これは、建物の性能や質を無視したまま暖房設備にのみ目がいった典型的な例で、これでは毎月のランニングコストだけで四苦八苦させられます。

暖かく、省エネ性に富んだ住まいをつくるためには、暖房設備そのものよりも、建物全体の防寒性能を向上させることが大前提となります。

暖房の主役は暖房器ではなく、建物なのだという意識を、先ず明確に持つようにしましょう。
そうした考え方が理解できるようになると、今度は適切な温度を保つためのは暖房設備だけでなく、太陽熱や地中熱や人体発熱、生活取得熱なども積極的に暖房のエネルギー源として利用していこうという発想になってきます。
さらに蓄熱体の利用や熱交換機との併用で、より、一層省エネ性を高め、健康的な住まいが実現できることにも繋がってくるのです。

省エネ・快適・健康どれも欠かせない暮らしの基本事項。
それを実現するためには、
先ず、「建物の性能」・・・次に「暖房」なのです。

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過乾燥の対策はどうしたらいいのか?

昨日は30%の湿度でも
健康上さして問題にならないのではないか?と言いました。


そうは言っても粘膜アレルギーのように乾燥に敏感な方には、やはり何らかの加湿を考えなければなりません。

その場合には加湿器のようなもので水を霧状に変えて発生させるのは菌の繁殖などの問題が生じあまり好ましくありません。

鉢ものや洗濯物などからの自然の放湿を蓄えられる調湿性のある仕上げ材を使うのが好ましいと考えられます。
この点で珪藻土などは優れた機能性建材となのですが私は少し疑問に思っています。


smile使わないよりは使った方がいいかな〜って感じです。)
我が家でもけっこう広い面積で珪藻土を使っていますが、体感的に調湿の効果はあるのかは疑問です。
例えば梅雨時のジメジメした外気を取り入れるとある程度の湿気は吸収されるのですが・・塗り厚が10mm〜20mm程度ではさほど体感的に感ずるものがないのです。

また逆に乾燥時期に湿気が欲しい時も期待されるほど体感的湿度が上がるといったことがありません。

昔の土蔵のように200mmとか300mm以上であれば湿気も十分含むことができ、吸湿、放湿することが体感的にわかるのかもしれません。
室内の空気を強制的に1時間に1/2回入れ換えている訳ですから余程保湿能力のある厚さでなければ間に合うわけがないのだと思います。

それではその他に何か対策はあるのでしょうか?

flairあります。

・・・・それは室温を下げて湿度を上げることを考えればいいのです。
温度を上げるのではなく、室温を下げることによって乾燥感をなくすることが可能です。

乾燥感が最も気になるのは起きている時よりも就寝時のほうが最も強いのです。
そこで夜間は室温設定を低くすることで乾燥感をかなり解消することができます。

例えば23℃で湿度が30%の空気が18℃まで下がると湿度は40%まで上がります。
また18℃くらいが寝やすい温度だと経験上思っています。
このくらいの温度になると冬でも羽毛布団1枚で心地よい睡眠が得られます。

低温でも肌寒さを感じさせない方法としては、気密性を高めた上で暖房を輻射と自然対流を中心にするほか、何といっても開口部(窓の)断熱性能を上げると低温でも快適な湿度環境が得られます。

最近は断熱性の高いアルゴンガス入りペアガラス、結露しにくい真空ペアガラス(スペーシア)などが販売されています。
アルゴンガス入りLOW--Eガラスなどは100mm厚の木材とさほど変わらない断熱性がありますので、周辺部や空気溜まりが発生する以外はほとんど結露はせず表面温度が上がります。

窓の断熱性能アップは結露防止、表面温度を上昇による冷気流防止のダブルメリットがあります。

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室内の過乾燥?について

冬場に暖房して換気を十分にとると、
室内が乾燥してのどが渇くという話があります。



「昔、ストーブの上に鍋、ヤカンを置いて湯気を出していた頃は、こんなことはなかった」という想い出があるからでしょう。

確かに冬場に湿度計を見ると30%前後を指すことがよくあります。



昔からよく言われた快適湿度は50〜60%という物差しから大きく外れています。

そこで多少の結露を覚悟して観葉植物とか鉢植えや、洗濯物を干して高い湿度で暮らす方がいいと思っている人もいます。
暮らし方の問題ですから良い悪いは一概にいえないのですが、あまり湿度を高くして、結露を起こすと、ダニが発生して健康上に問題が起こることになります。

高気密、高断熱住宅で全室暖房、計画換気がうまくいっている住宅は冬場の室内が23℃の時35%くらい指すことがあります。湿度35%ではいかにも乾燥しているような感じがしますが、生活に慣れてくると意外と乾燥感が気にならなくなります。
(我が家でも1年目は乾燥感に悩まされて時に家内が・・あ〜だ、こ〜だの文句がありましたが、2年目頃からは一切文句がなくなりました。)

また、過去に建てた多くの気密住宅の建て主さまの意見を聞いても前より乾燥感が気にならない・・・と言った意見もありました。

それは気密性が高いため、隙間風や温風などがないために空気が動いて粘膜や肌の水分が奪われることが少ないため・・・だといわれます。
ホテルのように静電気が起きるほど乾燥したという話も耳にしません。

湿度計を見て湿度30%を気にするよりは感覚を頼りに乾燥感を測ったほうが正しい場合もあります。

快適な湿度環境は50〜60%でなければならないという意味ではなく、30%前後でも健康上には指して問題にならないと思います。
また市販の数千円程度の湿度計は狂いやすい計器ですから湿度計の数値自体があまり当てにならないということもいえます。

●そうはいっても、粘膜アレルギーのような乾燥に敏感な方には、
何らかの過湿を加えなければなりません。
対策はどうしたらいいでしょうか?>・・・(続きは明日)


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結露を生じさせない設計と工夫(NEW)

暖房の主役はあくまで建物であり、暖房設備は脇役であるjことは前にも説明いたしました。
そのためのは、せっかく室内で暖めた熱が簡単に逃げない建物をつくること。
その上で建物内に温度差を作らないことが、快適生活の基本となります。


温度差を解消する。
建物を断熱、気密化した上で、建物内に温度差が生じてくると、非暖房室(暖房器から離れた部屋、あるいは気密、断熱されていない部屋)には窓面や壁の隅角で表面結露など問題が生じてくるのです。

例えば、せっかく暖房やプラスチックサッシを使用しても、すぐ隣の部屋でさえ結露して困るという相談がけっこうあります。
(マンションにお住まいの方は特に多い現象です。)

もちろん、建物は断熱、気密化を徹底しているのですが、よく見ると、そういうケースに限って1箇所の個別暖房の例が多く、現実には暖房していない部屋が結露しているわけです。
そんなことがあると
「だから・・高気密、高断熱」が原因なのだ・・・という誤解も生じがちで、そした場合も暖房していない部屋をなくせば、暖房していない部屋の結露はほとんど解消されるのです。
もっとも、家族の発生あっせる水蒸気などの要素もありますが、先ずは建物内に温度差をつくらないこと、これが基本となります。

設計上で工夫する
こうした現実を考えると、1台の暖房器だけで、その熱を建物全体に拡散させるには、かなり無理あることがご理解いただけるかと思います。
しかし、どうしてもコスト面で個別暖房にしたい場合は、設計の段階で、そのことを考慮していく方法があります。

例えばドアーガラリをつけたり、吹き抜けをつくったり、家全体を開放的につくって熱を動かす工夫をすることはいうまでもなく、通風換気などのルートも検討する必要があります。
これを吟味することで、全室床暖房やパネルヒーターを設置した場合に比べるとかなわないものの最小限のコストで暖房の原則が守られることになります。

しかし、35坪前後の建物であればこの方法も通用しますが、それ以上の建物になると、無理があることを認識すべきかもしれません。

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高性能住宅の10年後の暖房費はいくら?

この家は岩手で10年前に建てられてた住宅です。

ご主人は仕事の都合で北海道にいたTさんは寒さを考えた暖かい家から、岩手の仮住まいになった時は、1年で嫌になったそうです。
引越しを考えた時にいっそ家を建てようかと考え始めて、具体化したのは住宅金融公庫融資の利率が最低ラインの頃で後押しされる形になったのが建てる第二の理由でした。

熱損失係数は1.78Kcal/mh.℃(現在はW表示ですから2.07Wm2Kです。)次世代省エネ基準のⅡ地域基準を少し下回る性能ですが当時の新省エネ基準の2.3Kcal/mh.℃を大きく上回る性能です。
●建てる・暮らす・いわての本{クラシェコ」に掲載

・延べ床面積110.63m2
・断熱材は天井ポリスチレンフォーム300mm、壁は90mmのパネル工法です。
(当時は輸入住宅流行でアメリカから直輸入した「エコパネル」という商品でした。
・OSB+断熱材+OSBの一体成形板ですが気密は取れるものの防湿にこだわって内部よりアルミ箔蒸着の気密シートを貼り、気密防湿層とした。)
・開口部はペアガラス。
・基礎はウレタン40mm+コンクリート120mm、
・土間はウレタン30mm+コンクリート120mmの土間床工法、
・隙間相当面積が0.16cm2/m2の超高気密で0.4mm×0.4mmの総隙間面積しかありません。
鍵穴の隙間くらいでしょうか。

暖房はピーエス株式会社の「HRヒーター」
換気はアトム建築環境工学研究所の「ユーフレクト」

●以下はお住まいのTさんの感想です。
「ダクトで温風を回すのも均一性がなく、床暖房は北海道の友人の家で寝ころぶと熱すぎたという体験もあって、暖房を使ったパネルヒーターがお気に入り。
ただし放熱器のの形が薄いパネルが気になりませんが立体のコンベクタータイプは、床下に埋めたかったというのが本音。掃き出し窓はコンベクターをまたがないと外へ行けません。

室温は24℃くらい。動かないで入ると足元がちょと寒く、動くと暑いという感じ。(冬でも半ズボン)結露にはだいぶ悩まされていたので、建てる時の条件も「あったかいこと」「冬の結露がなくカビが生えないこと」「冬でもおいしいビールを飲めること」住まいはまさに条件どおり。お風呂場などにもカビはありません。朝の気温を気にして水を落とすこともない気持ちがいい朝です。

「給湯と暖房の石油代が1ヶ月15.600円。前の住まいで暖房だけで10.000円でしたから思ったほどではないです」・・と奥さんのK子さん。前の貸家より大きくなっていることを考えれば、暖房の効果はかなりレベルアップしているといえるでしょう。基礎の断熱材のお陰で床も冷えません。床暖房が入っているの?と聞かれます。そのため普段は冬でも裸足とか。湿度はやはり低めです。「油断すると観葉植物が枯れる」とご主人のTさん。暖かいので花は早く咲き、早く散るそうです。

一度暖まるとなかなか熱が抜けないため、夏は、夕方に窓を開け放して冷気を入れるようにしています。冷房器は入れておりません。夏の夜はウッドデッキがビアがーデン。美味しいビールが楽しめます。リビングの桟が格子に組まれている掃き出し窓は、気密を考えて方側しか開閉できません。桟はペアガラスの間に入っているので掃除は楽。玄関にあるガラスブロックは、やわらかな光彩をつくります。腰高の窓は上げ下げ窓でより洋風の印象に。網戸の設置が楽なので案外日本にピッタリです。」

●実際に住まわれているTさんの声でした。
室温24℃で給湯と暖房費15.000円
安いと思いますが高いという意見あります。

全室均一な温度環境と新鮮な空気の入れ替えがあって、結露のない高性能住宅は長い目でみれば構造材の耐久性が飛躍的に延び、簡単なリフォームで50年以上も持つ資産価値の高い買い物だっのではないかと私は思っています。

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暖房設備の選択方法

今日は新築の計画される方との打ち合わせで
建て主様からご質問があったので
「暖房は何を選択したらいいのか?」についてです


私の基本は
happy01住宅に性能を高めた上で設備を決めましょう。」
・・・と必ず言います。

それは何故なのか?ちょと考えてみましょう。

暖房の考え方の基本は、建物が主役で設備は脇役です。
建物の性能を高めることなく高額な暖房設備を設置しても無駄というものです。
石油やガス、電気などの消費量が膨大になるだけです。

暖かく又は涼しく、省エネに富んだ快適な住まいを作るためには、暖房設備そのものより建物全体の性能を向上させることが前提となります。
暖冷房の主役は暖房設備ではなく建物そのもだという認識を持つ必要があります。
    
●図は「気温によって変わる体感温度と輻射熱の関係」

(現在、坪なんぼ?で販売している住宅メーカー、工務店の場合は、ほとんど暖房器具は別途工事になっているか、FFヒーター1台ついて販売されている例がなんと多いことか。
残念に思います。

また、事前に暖房機器が設置することがあっても建物の断熱、気密性能を確認しないため、過剰な暖冷房の設置をしてしまう例が多いのも事実です。



(寒い、暑いというクレームを防ぐため過剰設備をしてしまうのですが・・・当然コストが上がるのは当然ですよね!)
暖房機器を考える時には、安全性、操作性、経済性、耐久性、デザイン性などを考慮して慎重に考えたいものです。

住宅の性能が高まって、高気密高断熱住宅というより高性能住宅とい言葉が普及している現在は、設備の容量も問題となります。




先ほど坪なんぼの世界の住宅では容量の大きなボイラーやストーブを設置されがちですが、経済性を考えると多きいボイラーで時々燃やすよりは、小さめなボイラーで最大容量の80%くらいで常時使用する方が好ましいようです。

石油、電気、ガス代などランニングコストもよく計算した上で最適な暖房設備を選定したいものです。

それではお奨めは何か?と訊かれると

建物の断熱性、気密性能が高まったことが条件で」あれば「輻射暖房」が理想的と答えています。

放熱個所を分散させ、しかも低温度で熱を供給する温水パネルヒーターは建物の中に温度の差を作らず、どこでも一定に近い温度設定にするのに適した暖房設備といえます。
この方式は、ボイラーで暖められた温水を利用することから、やわらかい暖房感が得られ、何処でも均一に暖まりやすい輻射式ならではの特色があります。

しかも部屋で火を使うこともないのでクリーンで空気も汚れません。
しかし、同じ輻射型の暖房でも、床暖房は室内が暖まるものの、窓際などは特に冷気の影響で寒さを感じたり、結露を発生させる場合があります。

春先や、秋口などは微妙な温度制御が難しく、安定した室温を保ちにくいといった短所あげられて、目に見えない床下、土間下などに設置されるため、将来にわたってメンテナンスが非常に難しいと考えています。

一方パネル式のセントラルヒーティングは、各部屋の最も冷える部分の窓下に設置されるためコールドドラフトを防いで、その外壁面の平均輻射温度を高めて、暖房温感を増幅させるメリットがあります。室温を低めに設定しても、あまり寒さを感じないのはそのためです。

●最近は
深夜電力で暖めた温水をパネルヒーターに利用するheart04ピーエス(㈱)の輻射暖房方式が脚光を浴びています。


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暖房のランニングコストを計算してみよう!

次世代省エネ基準の告示をきっかけとして住宅の断熱性能を専門的な用語であるQ値(熱損失係数)で表すようになりました。

そのQ値を使って自分の新築する家,リフォームする家が簡単な計算で暖房のランニングコストが計算できると・・・もう少し断熱工事にお金をかけもメリットがあることわかるようになります。

今日は具体的なイニシャルコストとランニングコストの計算はしませんが、簡単にいうと次世代省エネ基準クラスの断熱はコストが上がるが暖冷房の消費量が減るため、年数が経てば経つほどお得な住宅を手に入れることができることが理解されます。
(この計算については後日)

しかしQ値を提示してくれるところは少ないのでないでしょうか?
Q値を提示するところがあってもモデルプラン次世代省エネ気密評定で評定されたモデルプラン住宅のQ値であって、貴方の建てるQ値ではないのです。

車のように工場生産されたものであれば同じくなるのでしょうが、住宅の場合のほとんどは1棟1棟が違うため、熱計算をしてみないとわからないのです。

Q値が適当な数字であれば当然暖冷房の機器のセットもアバウトになるしかありません。
アバウトとはクレームがこないように安全をみて、過大な暖冷房の機器を設置することになります。
結果的には設備費が高くランニングコストも高くなってしまうのです。
●簡易暖房灯油消費量計算式
灯油消費量の計算は、厳密には熱損失係数、建設地の暖房デグリディー、内部発生熱、太陽取得熱をもとに必要熱量を計算して、最終的に熱源とする機器の燃焼効率を加味して灯油に換算しますが簡単に計算する方法があるので下記に示します。

次世代省エネ基準では
単位がワットになりましたのでワットで計算をしてみましょう。

(キロカロリーで熱損失係数が出た場合は数値を0.86で割ってワットに直します。)

1・Q値に延床面積(暖房面積)をかけて総熱損失係数をだします。
2・これに暖房デグリーディーをかけて、さらに24(時間)をかけます。
3・この時、暖房デグリーディーはd18-18という数値ではなく概算値の数値を使うことがポイントです。(内部の取得熱をあらかじめ入れた数値です。)
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●主要地域の暖房デグリディー(概算値)
旭川:3.200/釧路、帯広、網走:3.100/札幌:2.600/函館、室蘭:2.400
青森、盛岡:2.200/秋田、山形、長野、松本:1.900
仙台、葺き島:1.600/宇都宮、新潟:1.400/金沢、前橋:1.200/名古屋、京都:1.050
東京、大阪、熊本:850
※いずれも余裕をみた概算値でこれ以外の地域は近い地域を使用します。
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●例題:盛岡でQ値が1.9wで120m2の住宅の場合
総熱損失係数×暖房デグリディー×24(時間)=年間暖房負荷
1.9w/m²×120m2=228w(総熱損失係数)
228×2.200×24=12.038.400w→単位が大きいのでキロワットに換算(12.038kw)
これを8.62で割れば灯油の消費量が出てきます。
従って、12.038kw÷8.62=1.397リットル/年
この式は1割程度安全をみていて、実際には1割程度は少なくなります。
(その条件としては隙間相当面積が1.0cm2/m2以下で換気回数が計画された0.5回/hになることです。)

●ワットで計算すると電気暖房の場合の電気量料も簡単に計算できます。
電気暖房の場合は暖房負荷をそのまま電気料金単価をかければいいのです。

※断熱性能、気密性能が高まれば、換気計画が容易になり、建物の熱ロス、換気ロスが明確にでき、暖冷房の機器設置にはアバウトではなく計画的なものになり、従来より暖房のイニシャルコストが少なくて済みます。
その少なくなったコストを・・・・断熱材付加にまわすことができれば・・・・。
そんなことを配慮してくれる設計事務所、工務店に頼みましょう。

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