引き違い窓を熱カメラで検証!
(S社のカタログによるデーターではArLow-E K値=1.5w/㎡・k、ただし引違いではk値=1.74w/㎡・k になっています。)
写真はS社の引き違い窓でペアガラスArLow- k値=1.74w/㎡・kの断熱性能を前日にハニカムスクリーンで閉じた状態から翌日に開けて1時間後に赤外線サーモグラフィ(熱カメラ)で見てみました。写真はプラスチック窓のの上枠部分です。
指を指している部分は上枠の召し合わせのレールの部分になります。
気密を確保するためにゴムパッキン、隙間隠しのモヘアがついていますが可動する箇所なので・・どうしても小さな隙間が生じます。
その▼部分の表面温度が低いことがよくわかります。
ハニカムスクリーンで室内の温度が遮断されたため外気に影響され隙間の周辺、特に下に向かって冷気が流れ表面温度を下げています。
この時の外気温は-4℃で室内の中央温度は20℃ですが窓廻りの額縁、壁、天井は22℃前後です。
サッシの上枠、縦枠の表面温度は17℃前後、指を指している部分と召し合わせの部分は11.7℃になっています。ガラス面は19℃前後です。
さらに、窓の下の方を見ると↓
これは引き違い窓の下枠の部分です。外気温に影響されて召し合わせ、下枠、下框、下レールなどは11.7℃前後、ガラスの下部は上部の表面温度より低く18℃で下框との境部分は14℃前後の表面温度になっています。
1時間後の状態での表面温度ですからハニカムスクリーンが閉じている状態では窓廻りの表面温度はさらに降下していたことが結露の様子で判断されます。
(現状ではガラスと下框の境には結露が出ています。)
過去の記事にハニカムサーモスクリーンによる結露の質問がありましたが・・・その回答に「結露は発生します」でした。
そのことが赤外線サーモグラフィ(熱カメラ)によって確認されます。
ちなみにサッシの内側に遮蔽するカーテンとかブラインドとかハニカムスクリーンがない場所(この現場では)のガラスの全体の表面温度は平均18℃前後になっていました。
従来のペアガラスLow-E K値=2.33w/㎡・kと比べると1.5倍の高い断熱性能を持っている引き違い窓ですが、熱損失係数(Q値)の性能を高め、Q1住宅クラスの高性能な住宅にしようとすると窓のK値が1.0w/㎡・k以下のサッシを設置するか、できれば(使い勝手は云々は別として)引き違い窓はできるだけ減らして計画したいものです。
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写真は充填断熱(グラスウール)の施工例です。
しかし、施工された部分に近づいて見ると意外に多いのが写真のようなちょとした隙間です。
①土台あるいは柱の切れ端を土台にして両脇には合板をビスで止めます。(たったこれだけです。)
①左上の写真の

これは外断熱仕様のの基礎の部分です。

ところが


冬の窓際はそれに比べて複層ガラスであっても表面温度は10℃くらいという低さになります。
床面までのカーテンでもある程度のコールドドラフト防止にはなりますが、カーテンや障子はあくまで目隠しです。




室内の湿気が壁の中に入り込んで悪さをしないようにバリアとして室内側に施されるのです。
気密化を図ることで、呼吸や燃焼による空気の汚れや、水蒸気なども室内から排出できません。
その自分が住む家の暖房の熱負荷はどのくらいあるのかを
残念なことに写真のように既製品の出窓が設置されています。
















夏場、日差しがきつい所は、外でできるだけ緩和できるように庭に落葉樹を植えたり、植物格子を作りツル性の花なんかを植えると、いい環境が得られ、デザイン的にも有機的な暖かみを演出できます。
自然の熱は、それだけ有効なのですが、冬の日差しの暖かさを夜までキープできたら、もっと都合がいいことになります。
また、冬には閉じて、夏には外が涼しくなる朝夕には開放し、日中は閉じるといった断熱気密型の換気口があります。

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