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昆寛

昆 寛(コン・ヒロシ)
高性能住宅の熱環境分野に携わって27年、省エネ住宅の工法を開発研究、普及に努めています。
住環境アルテ(代表)、NPO法人環境住宅正会員、住宅エネルギーアセッサー、住宅換気アセッサー、気密測定士として住宅新築、リフォームの熱環境の設計・施工、住環境のトラブルを解決するアドバイザー、特に断熱・気密・結露は得意分野です。
主に東北地方をエリアとしていますが時には全国何処にでもお邪魔します。
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希林舘自然クラブ
(天然山菜、きのこ直販)
の代表。


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基礎断熱の床下空間

床面の断熱は床下に断熱材を入れるのが一般的な施工方法ですが基礎面で断熱し床下を室内空間とする基礎断熱工法も多く取りいられるようになりました。

基礎断熱すると床下は断熱層も防湿気密層、透湿防風層もいらなくなりますが床下を室内空間として取り込むために、床下が低温にならないように年間を通して床下を乾燥した状態に保つことが必要です。

そためには基礎の内側の周りに温水パイプを取り付けたり、床下空間にパネルヒーター、蓄熱暖房機、FFヒーターまど放熱器、また土間床の床暖房にして積極的に床下に熱を供給することが大事です。

Conv00011 基礎断熱をすると熱容量を内部に取り込んでいるので、室温を安定させる効果が期待できます。
また、床下の配管も凍結の心配がなくなります。
また、床下を貫通させる配管や柱の気密が難しい部分の防湿気密層がないので、気密性はかなり向上させることができます。
また、水抜き栓も必ずしも必要でなくなる・・・・などのメリットがあります。

施工上のポイントは基礎の立ち上がり部分は凍結深度まで基礎断熱を行うことです。

また、基礎の天端均しをしたあと、土台と基礎の間に気密パッキンを敷き込み基礎部分の断熱材は地中に埋設されるので、できるだけ水が浸透しづらい断熱材を使用します。

床下地盤からの発湿を抑えるためには、床断熱の場合と同様に防湿シート0.2mm以上を敷き込み、砂またはコンクリートで押さえることがポイントです。
また、基礎断熱の立ち上げの深さが凍結深度、あで取れない場合には基礎の外周部に接する地中に幅900mm程度の断熱材を施工することがポイントです。(スカート断熱)

若し、床下空間を密閉した時には床下の湿気が放出する期間は2年前後かかることがあります。

その間は木材にカビや腐朽菌が発生する可能性を否定できません。

Dc111101

温度が低いと湿度が低下しすぐに露点温度に達し結露しやすくなりますので床下空間は床面にガラリ等を設けると安全でしょう。

また、湿気を排出させる目的で換気ガラリ(気密・断熱換気口)を基礎に設置すると結露やカビの防止に役立ちます。

また、第三種の集中タイプの換気システムを床下にも取り入れると床下空間が負圧になるために特別な換気は導入しなくても床下は乾燥状態を保つことができます。
ただし、熱交換気換気の場合には差圧が生じないので床下空間にも別途換気設備は必要になります。

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コメント

こんばんは。折角よい記事なのにコメントが無いようなので、拙宅の床下のアイディアを書き込み致します。

 暖房方法は熱交換気のダクトを利用した熱交換機暖房+基礎断熱工法を採用しております。床下空間の乾燥保持法ですが、暖房ダクトから出たリターンを1F天井(=2F床)の懐から1Fの北側床下にダクトで引き込みます。これにより2F床下は(全面積ではないのですが) 暖気の流れが出来ます。

 1Fの北側床下に引き込まれたリターンは気密化された床下空間内を迷路のように回り、最終的には南面を通り再びダクト暖房機の吸い込み口へと循環します(この時には熱交換換気の新鮮空気と混合されます。)

 北側にはどうしても浴室やトイレなどの水回りが多いのですが、リターンの熱が最初に供給されるため(暖房ダクトが設置されていないのに)床、床上とも快適な状態です。韓国のオンドルのような方法です・・・。訪問者はよく「床暖?」と聞きます。
 温水を家中回すのは後々のメンテナンスやトラブルがあった時に面倒だと言うのが私の考えです・・・。

 参考までに・・・。

 ご存じでしょうが、こちらではFFストーブを床下に・・・なんて発想も以前は有りました。

なまはげさんへ
コメントありがとうございます。
>ご存じでしょうが、こちらではFFストーブを床下に・・・なんて発想も以前は有りました。
●ありましたね!現在でも床下にではありませんが暖房機器にかける予算が、あまりない時にはFFストーブ1台+他を勧めることがあります。
また最近は色んな機種、方法が乱立していて、その方法での実績も浅いことから・・・むやみに何がいい・・のかがわからないのが本音です。
いずれ基本は建物でも、暖房、換気でもシンプルにメンテナンスあるいは交換が素人でもしやすい方法(方式)の普及が望ましいと思っています。

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