RCアパートの結露被害の調査(報告書:解決策)
RCアパートの結露被害の調査(1)
RCアパートの結露被害の調査(2)
RCアパートの結露被害の調査(報告書1)
RCアパートの結露被害の調査(報告書2)
RCアパートの結露被害の調査(報告書3)
より続いています。
報告1〜報告3ではパイプシャフトが断熱欠損と気密が取れていないため結露の大きな原因になっていることと改善する施工法も報告いたしました。
それでは、そのパイプシャフトを断熱をして気密を取る施工をきちんとすれば解決するのでしょうか?
実は、この現場はこれだけではまだ結露を防ぐことは難しいのです。
パイプシャフトの断熱・気密をする他に4つ問題を解決しなければなりません。
その4つの問題の
一つ目の問題点は
左図は第三種換気装置を設置する換気計画案です。
換気装置を設置すると取り入れた外気は⇒のように移動する筈なのですが・・・計画図面上では移動することになるのですがリビングのドアとトイレのドアにはスリットがないので移動しないのです。
その写真はこちら↓
下枠とドアとの隙間はほとんどありません。これはリビングのドアも同様です。
このままでは各ドアで空気の流れは遮断されてしまい、換気も充分行われないことになり・・・換気装置はつけたけれど結露が改善されないことがあるのは・・・こんなことが原因であることが意外と多いのです。
次に4つの問題の
二つ目の問題点は
リビングに外気を取り入れる給気口がないことです。
計画図では2箇所設置することを提案しています。
RC構造のアパート、マンションでは給気口があって写真の指を指している上部ではなく下部に設置されていることがあります。この場合には冬の場合にリビングで暖房していても下部から冷気が常時入りこんでくるため、足元がヒヤヒヤして不快です。そのため、上部につけることで冷気を希釈させるので直接冷気を身体で感じることを防ぐことができます。
そ次に4つの問題の
三つ目の問題点は
指を指している箇所は内窓(プラスチック窓)ですが二重サッシではなく後付けのプラスチック窓ですので額縁とサッシ枠とに隙間が生じています。
窓は外部はアルミ引き違い窓で内窓は障子タイプの召し合せで隙間がある框なので高気密ではありません。
少しでも、気密を高めるために窓廻りの周囲をシーリングして気密化を図ります。
次に4つの問題の
四つ目の問題点は玄関です。
防化上の問題から枠はスチール枠かアルミ枠なので、どうしても熱橋になる箇所です。
解決策は外部から木枠で三方枠をつけて熱橋を防ぐことが理想ですが防化上無理があるので内部側から三方額縁をつけて熱橋になることを緩和させる工夫をするとよい。ただし、下枠がスチール枠であることと、鉄板で作られていて隙間だらけの郵便ポストがあるので完全に熱橋を防ぐことができません。

****「まとめ」****
■結露対策のための施工■
1・玄関のスチール枠には熱橋防止のために内部側に木額縁で三方枠を作る。
2・玄関のポストは気密が低いので気密処理を施す。
3・内窓の周囲をシーリングして気密を図る。
4・トイレ、洋室8帖のドアに幅10mm以上のスリットを設ける。(浴室はガラリで対応する。)
5・メーターBOXは外部とみなし断熱区画をする。(非暖房室)
6・常時24時間換気システムを新たに設置する。
その際既存のユニットバス、トイレの局所換気扇は撤去として排気口はユニットバス、トイレ、玄関の脇の洗濯置場に設置して0.5回/hになるように設定する。
また外気取り入れ口(給気口)を洋室⑧上に2箇所にに設置する。
※玄関周りはどうしても結露を防ぐ方法としては省エネにはならないが玄関脇に電気ヒーターなどの補助暖房を設置すると結露は緩和される。
過去の参考記事
http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/95#BlogEntryExtend
http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/96#BlogEntryExtend
http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/97#BlogEntryExtend
その他のエコ住宅に関する情報はこちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↓ ↓
住まいブログランキング 人気blogランキング
・結露でのシミは入居者負担?
RCアパートの結露被害の調査(2)
RCアパートの結露被害の調査(報告書1)
RCアパートの結露被害の調査(報告書2)
RCアパートの結露被害の調査(報告書3)
より続いています。
報告1〜報告3ではパイプシャフトが断熱欠損と気密が取れていないため結露の大きな原因になっていることと改善する施工法も報告いたしました。それでは、そのパイプシャフトを断熱をして気密を取る施工をきちんとすれば解決するのでしょうか?
実は、この現場はこれだけではまだ結露を防ぐことは難しいのです。
パイプシャフトの断熱・気密をする他に4つ問題を解決しなければなりません。
その4つの問題の
一つ目の問題点は
左図は第三種換気装置を設置する換気計画案です。
換気装置を設置すると取り入れた外気は⇒のように移動する筈なのですが・・・計画図面上では移動することになるのですがリビングのドアとトイレのドアにはスリットがないので移動しないのです。
その写真はこちら↓

下枠とドアとの隙間はほとんどありません。これはリビングのドアも同様です。
このままでは各ドアで空気の流れは遮断されてしまい、換気も充分行われないことになり・・・換気装置はつけたけれど結露が改善されないことがあるのは・・・こんなことが原因であることが意外と多いのです。
次に4つの問題の
二つ目の問題点は
リビングに外気を取り入れる給気口がないことです。計画図では2箇所設置することを提案しています。
RC構造のアパート、マンションでは給気口があって写真の指を指している上部ではなく下部に設置されていることがあります。この場合には冬の場合にリビングで暖房していても下部から冷気が常時入りこんでくるため、足元がヒヤヒヤして不快です。そのため、上部につけることで冷気を希釈させるので直接冷気を身体で感じることを防ぐことができます。
そ次に4つの問題の
三つ目の問題点は
指を指している箇所は内窓(プラスチック窓)ですが二重サッシではなく後付けのプラスチック窓ですので額縁とサッシ枠とに隙間が生じています。窓は外部はアルミ引き違い窓で内窓は障子タイプの召し合せで隙間がある框なので高気密ではありません。
少しでも、気密を高めるために窓廻りの周囲をシーリングして気密化を図ります。
次に4つの問題の
四つ目の問題点は玄関です。
防化上の問題から枠はスチール枠かアルミ枠なので、どうしても熱橋になる箇所です。
解決策は外部から木枠で三方枠をつけて熱橋を防ぐことが理想ですが防化上無理があるので内部側から三方額縁をつけて熱橋になることを緩和させる工夫をするとよい。ただし、下枠がスチール枠であることと、鉄板で作られていて隙間だらけの郵便ポストがあるので完全に熱橋を防ぐことができません。

****「まとめ」****
■結露対策のための施工■
1・玄関のスチール枠には熱橋防止のために内部側に木額縁で三方枠を作る。
2・玄関のポストは気密が低いので気密処理を施す。
3・内窓の周囲をシーリングして気密を図る。
4・トイレ、洋室8帖のドアに幅10mm以上のスリットを設ける。(浴室はガラリで対応する。)
5・メーターBOXは外部とみなし断熱区画をする。(非暖房室)
6・常時24時間換気システムを新たに設置する。
その際既存のユニットバス、トイレの局所換気扇は撤去として排気口はユニットバス、トイレ、玄関の脇の洗濯置場に設置して0.5回/hになるように設定する。
また外気取り入れ口(給気口)を洋室⑧上に2箇所にに設置する。
※玄関周りはどうしても結露を防ぐ方法としては省エネにはならないが玄関脇に電気ヒーターなどの補助暖房を設置すると結露は緩和される。
過去の参考記事
http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/95#BlogEntryExtend
http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/96#BlogEntryExtend
http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/97#BlogEntryExtend
その他のエコ住宅に関する情報はこちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↓ ↓
住まいブログランキング 人気blogランキング
・結露でのシミは入居者負担?





報告2ではパイプシャフトの問題点を指摘しました。
左写真は浴室の点検口から覗いたトイレの天井の様子です。
この写真は上の写真と同じトイレの天井を覗いています。



写真は共有廊下にあるパイプシャフトの設置されているパイプシャフトドアです。
しかし、この現場では・・・このパイプシャフトを断熱区画を内部と考えているためパイプシャフトの壁面(外部側)を綺麗に現場発泡ウレタンで断熱されいても、内壁は無断熱となっているので断熱の効果はほとんどありません。
このRC構造のアパートの問題点は

最近のコメント